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屋根塗装の費用相場は?30坪の単価・内訳と見積もり比較法

屋根塗装の費用相場を見積書と屋根の前で確認する日本人の施主

※本記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは、住まい見積もりラボ編集部です。

屋根塗装の見積もりを取ると、「30坪でこの金額は高いのか」「屋根塗装の単価は妥当なのか」「外壁塗装と一緒にやるべきか」で迷いやすいものです。屋根は普段見えにくく、業者から専門用語を並べられると、総額だけで判断してしまいがちです。

結論から言うと、2026年7月時点の一般的な目安では、30坪前後の戸建ての屋根塗装は40万円〜80万円程度を一つのレンジとして考えます。ただし、屋根面積、勾配、塗料グレード、足場、下地補修、縁切り、外壁との同時施工で総額は大きく変わります。

この記事では、屋根塗装の費用相場、30坪の見積もり内訳、平米単価、塗料グレード、相見積もりの見方、塗装ではなくカバー工法や葺き替えを検討すべきケースまで整理します。費用は地域や建物状態で変わるため、最終判断は現地調査と複数見積もりで確認してください。

この記事でわかること

  • 30坪前後の屋根塗装の費用相場と総額が変わる理由
  • 屋根塗装の平米単価・塗料グレード・見積もり内訳
  • 塗装で済む屋根とカバー工法・葺き替えを検討すべき屋根
  • 悪質な点検商法を避け、複数見積もりで比較する方法

屋根塗装 相場の結論

屋根塗装の相場を見るときは、まず総額だけで判断しないことが大切です。30坪の家でも、屋根面積が60㎡程度の家もあれば、形状が複雑で90㎡を超える家もあります。さらに、急勾配の屋根では屋根足場が必要になり、下地補修が多いと総額は上がります。

2026年7月時点の一般的な目安として、30坪前後の戸建てでは、屋根塗装だけなら40万円〜80万円程度、外壁塗装と同時に行う場合は外壁も含めて110万円〜160万円程度を一つの参考レンジとして考えます。ただし、これは建物状態を見ない概算です。実際の見積もりでは、屋根面積、足場面積、塗料名、塗装回数、下地処理、付帯部、保証条件をそろえて確認します。

特に注意したいのは、「屋根塗装一式」とだけ書かれた見積書です。一式表記だけでは、何㎡を何回塗るのか、どの塗料を使うのか、縁切りや板金補修が含まれているのかが分かりません。安く見えても必要な工程が抜けていれば、塗膜の剥がれや雨漏りリスクにつながる可能性があります。

屋根塗装は、屋根材を新品に戻す工事ではありません。主な目的は、スレートや金属屋根の表面を保護し、美観と防水性を維持しやすくすることです。屋根材が割れている、下地が傷んでいる、雨漏りが起きている、塗装できない屋根材であるといった場合は、塗装ではなく補修、カバー工法、葺き替えの比較が必要になります。

◆住まい見積もりラボ編集部のワンポイントアドバイス

屋根塗装の見積もりで最初に見るべきなのは、総額ではなく「面積・塗料名・工程・補修範囲」です。同じ50万円でも、洗浄と3回塗りまで含む見積もりと、補修が別途になっている見積もりでは意味が変わります。

屋根の劣化が進み、塗装で済むか迷う場合は、屋根カバー工法の費用相場と葺き替え比較の記事も確認してください。塗装、カバー工法、葺き替えは目的と費用が違うため、同じ土俵で比較する必要があります。

外壁も同時に検討している方は、外壁塗装の費用相場と見積もり内訳の記事で、足場・塗料・シーリングの考え方を合わせて確認できます。

30坪の屋根塗装 相場

30坪の屋根塗装相場は、よく「40万円〜80万円」と説明されます。ただし、この数字は屋根の実面積、屋根材、勾配、劣化状態、足場条件、塗料グレードを含んだ幅のある目安です。延床面積30坪だから屋根面積も30坪という意味ではありません。

30坪住宅の屋根塗装費用を見積書と屋根模型で確認する日本人の施主

30坪でも屋根面積は家ごとに違う

屋根塗装の費用は、延床面積ではなく塗装する屋根面積で決まります。2階建ての30坪住宅でも、総2階に近い形なら屋根面積は比較的抑えられます。一方、平屋や下屋が多い家、寄棟で面が多い家、複雑な形の家は、延床面積に対して屋根面積が広くなりやすいです。

勾配も重要です。屋根が急になるほど、同じ水平投影面積でも実際の屋根面積は増えます。さらに、作業の安全性を確保するために屋根足場が追加されることがあります。屋根足場が必要になると、通常の外周足場に加えて費用が増えます。

見積もりを比較するときは、「30坪だから高い・安い」ではなく、各社が算出した屋根面積を確認してください。A社が70㎡、B社が95㎡としている場合、総額の差は単価の違いだけでなく、面積計測の違いから生じている可能性があります。図面や現地計測の根拠を聞くと、見積もりの精度を判断しやすくなります。

屋根材ごとの状態も総額に影響します。スレート屋根なら割れや欠け、金属屋根ならサビや浮き、セメント瓦なら表面劣化など、塗装前に補修する範囲が増えるほど費用は上がります。塗装工事は「塗る作業」だけでなく、洗浄、下地処理、補修、養生、乾燥時間まで含めた工事です。

相場より高くなる主な要因

屋根塗装が相場より高くなる理由は、大きく分けると「足場」「塗料」「下地補修」「屋根形状」「付帯工事」です。見積もりが高いと感じたときは、値引き交渉の前に、どの項目が上がっているのかを分解します。

足場は屋根塗装でも必要になることが多く、外壁塗装と同じく安全な作業のために欠かせません。足場代が安く見えても、飛散防止ネット、昇降設備、屋根足場、近隣養生が別途になっている場合があります。逆に「足場代無料」と書かれている場合も、他の項目に上乗せされている可能性があるため、総額と内訳の両方を確認してください。

塗料は、耐用年数が長いものほど単価が上がります。シリコン、フッ素、無機、遮熱などのグレード差だけでなく、メーカー名、製品名、下塗り材との相性も重要です。「高級塗料だから長持ち」とだけ説明される場合は、屋根材に合うか、標準塗布量を守るか、保証対象は何かまで確認します。

下地補修では、ひび割れ補修、棟板金の釘浮き補修、サビ落とし、ケレン、タスペーサー設置、シーリング補修などが含まれます。ケレンとは、金属部のサビや古い塗膜を落として塗料が密着しやすい状態にする作業です。見積書に補修範囲が書かれていない場合、工事中の追加請求につながることがあります。

付帯工事では、雨樋、破風板、軒天、板金、水切り、雪止め、換気棟などの補修や塗装が関係します。屋根だけの見積もりに見えても、これらが含まれている会社と含まれていない会社では総額が変わります。見積もり比較では「含まれる工事」と「含まれない工事」を一覧にすることが大切です。

屋根塗装の単価表

屋根塗装の単価を見るときは、塗料の平米単価だけでなく、足場、高圧洗浄、下地処理、縁切り、付帯部、諸経費を分けて確認します。ここでは2026年7月時点の一般的な目安として、よく見積書に出る項目を整理します。

項目 単価・費用の目安 確認したい内容
足場 600円〜1,000円/㎡程度 外周足場、飛散防止ネット、屋根足場の有無
飛散防止ネット 100円〜250円/㎡程度 高圧洗浄や塗料飛散を防ぐ養生
高圧洗浄 200円〜300円/㎡程度 コケ、汚れ、古い塗膜の洗浄範囲
下地処理・ケレン 状態により変動 サビ落とし、ひび割れ補修、板金補修
タスペーサー・縁切り 300円〜500円/㎡程度 スレート屋根で雨水の逃げ道を確保する工程
屋根塗装 塗料により大きく変動 下塗り・中塗り・上塗りの回数と塗料名
諸経費 総額の一部として計上 現場管理、交通費、廃材処分、事務費など

塗料グレード別の平米単価

塗料の単価は、屋根塗装の総額を左右する大きな要素です。ただし、単価が高い塗料を選べば常に正解というわけではありません。屋根材の状態、次のメンテナンス計画、外壁との同時施工、予算、保証条件まで合わせて考える必要があります。

塗料グレード 平米単価の目安 耐用年数の目安 向いている考え方
アクリル 700円〜1,400円/㎡程度 3〜5年程度 費用は抑えやすいが、現在の屋根塗装では主流ではない
ウレタン 1,500円〜2,000円/㎡程度 5〜7年程度 短期的に費用を抑えたい場合の候補
シリコン 1,800円〜2,500円/㎡程度 7〜10年程度 価格と耐久性のバランスを取りたい場合の標準候補
フッ素 3,100円〜4,500円/㎡程度 15年前後 次回メンテナンスまでの期間を延ばしたい場合の候補
無機・遮熱 4,500円〜5,500円/㎡程度 15〜20年程度 高耐久や遮熱性を重視する場合の候補

耐用年数はあくまで目安です。屋根は外壁より紫外線や雨風を受けやすく、同じ塗料でも外壁より劣化が早く見えることがあります。北面ではコケや藻、南面や西面では紫外線、海沿いでは塩害、樹木が近い場所では落ち葉や湿気の影響を受けます。

遮熱塗料を選ぶ場合も、室温がどの程度下がるかを断定して考えるのは避けます。屋根材、断熱材、小屋裏換気、室内の空調、日射条件で体感は変わります。遮熱性能の説明を受けるときは、塗料メーカーの資料、施工条件、保証内容を確認してください。

見積書に「高耐久塗料」「シリコン塗料」だけが書かれている場合は不十分です。メーカー名、製品名、色番号、艶、下塗り材、標準塗布量、塗装回数まで確認します。似た名称でもグレードや用途が違う商品があるため、正式名称を残すことが重要です。

見積もり内訳の見方

屋根塗装の見積もりは、項目の有無と数量を見れば、かなり比較しやすくなります。逆に、総額だけで比較すると、必要な工事が抜けた安い見積もりを選んでしまうことがあります。

屋根塗装の見積書で平米単価と塗料名を確認する日本人の施主

一式表記と足場無料に注意する

見積書で最初に確認したいのは、「屋根塗装工事一式」のような表記が多すぎないかです。一式表記がすべて悪いわけではありませんが、屋根面積、単価、塗料名、塗装回数、下地処理、補修範囲が分からない見積もりでは、比較も契約後の確認も難しくなります。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住まいるダイヤルでは、リフォーム工事契約前の見積書を確認するリフォーム見積チェックサービスを案内しています。見積書の内容が分からないときは、住まいるダイヤルのリフォーム見積書に関する相談も確認してください。

「足場代無料」という表示にも注意が必要です。足場は安全に作業するための実費がかかる工程です。無料と書かれていても、塗装単価や諸経費に含まれている場合があります。大切なのは、足場だけを安く見せることではなく、総額と工事内容が妥当かを確認することです。

屋根塗装では、見積もり前の現地調査も重要です。屋根へ上がる調査だけでなく、ドローンや高所カメラで確認する会社もあります。いずれの場合も、撮影した写真、劣化箇所、補修が必要な理由、塗装で済む根拠を説明してもらいましょう。

見積書に載っている数量が各社で大きく違う場合は、どの範囲を塗装面積に含めているか確認します。屋根本体だけなのか、棟板金や庇、下屋、付帯部を含むのかで数量は変わります。比較表を作り、同じ条件にそろえると判断しやすくなります。

見積書で確認したいチェックリスト

  • 屋根面積と足場面積の数量が書かれている
  • 塗料メーカー名、製品名、下塗り材が明記されている
  • 下塗り、中塗り、上塗りの工程が分かる
  • 高圧洗浄、ケレン、補修、縁切りの有無が分かる
  • 棟板金、釘浮き、雨樋、破風など付帯部の扱いが明確
  • 追加費用が発生しやすい条件が説明されている
  • 保証期間、保証対象、免責事項が書かれている
  • 契約を急がせる値引き条件になっていない

見積もりの妥当性は、金額の安さだけで決まりません。説明の透明性、写真の提示、質問への回答、書面の分かりやすさ、保証の範囲まで含めて比較してください。

外壁塗装との同時施工

屋根塗装は、外壁塗装と同時に行うことで足場代を一回にまとめやすくなります。外壁と屋根のメンテナンス時期が近い場合、別々に工事するより、長期的な総額を抑えられるケースがあります。

足場代を一回にまとめられる

屋根塗装と外壁塗装を別々に行うと、そのたびに足場を組むことになります。足場は工事総額の中でも大きな割合を占めるため、屋根と外壁の劣化時期が近いなら、同時施工を検討する価値があります。

ただし、同時施工が常に正解とは限りません。屋根はまだ数年持つのに外壁だけ急ぐ必要がある場合、逆に屋根は補修が必要だが外壁は状態が良い場合もあります。現地調査で、屋根、外壁、シーリング、付帯部の劣化状況を分けて確認し、同時施工の必要性を判断します。

外壁と屋根を同時に塗る場合は、色の組み合わせも一緒に考えます。屋根を濃く、外壁を明るめにする配色はまとまりやすい一方、濃色屋根では日射熱や色あせの見え方も考慮します。外壁の色選びについては、外壁塗装の色選びで失敗しない方法の記事で、色見本とシミュレーションの使い方を整理しています。

同時施工の見積もりでは、足場代が本当に一回分にまとまっているか、屋根と外壁の塗料グレードが揃っているか、保証期間に極端な差がないかを確認します。屋根は外壁より劣化が早い場合があるため、外壁だけ高耐久、屋根だけ短耐久にすると、次のメンテナンス時期がずれることがあります。

助成金や補助制度を一緒に確認したい場合は、外壁塗装の助成金・補助金の記事も参考になります。ただし、屋根塗装単体や美観目的の塗装が補助対象になるとは限らず、自治体や制度ごとの着工前申請、対象工事、登録業者条件を確認する必要があります。

屋根塗装と外壁塗装を同時施工するために足場を組んだ日本の戸建て住宅

塗装では不向きな屋根

屋根塗装は、屋根材の表面を保護する工事です。すでに屋根材そのものや下地が傷んでいる場合、塗装しても根本的な解決にならないことがあります。塗装費用の相場だけでなく、「本当に塗装でよい状態か」を確認してください。

雨漏りや下地劣化は塗装で直らない

雨漏りが起きている場合、塗装だけで直ると考えるのは危険です。雨漏りの原因は、屋根材の割れ、棟板金の浮き、防水紙の劣化、谷板金、外壁との取り合い、ベランダ、窓まわりなど複数あります。表面に塗料を塗っても、水の侵入口や下地の劣化が残れば再発する可能性があります。

屋根材の反り、割れ、欠け、踏み割れが多い場合も、塗装より補修や葺き替えを検討することがあります。塗装は屋根材の強度を回復する工事ではないため、割れた屋根材を塗っても、新品と同じ耐久性になるわけではありません。

スレート屋根では、塗装後に雨水の逃げ道をふさいでしまうと、雨漏りにつながることがあります。そのため、屋根材の重なり部分を適切に確保する縁切りやタスペーサーが重要です。すべての屋根で同じ処理が必要とは限りませんが、スレート屋根の見積もりでは、縁切りの必要性と方法を確認してください。

また、屋根材の種類によっては塗装に向かないものがあります。塗装できるかどうかは、屋根材の製品、築年数、劣化状態、過去の施工履歴によって変わります。「どの屋根でも塗れば長持ちする」と説明する業者ではなく、塗装不可や補修優先の可能性も説明できる業者を選びましょう。

屋根修理の見積もりが高く感じるときは、屋根修理の見積もりが高い理由の記事も参考になります。屋根塗装と屋根修理では、費用の内訳や判断ポイントが重なる部分があります。

塗装・カバー工法・葺き替えの違い

工法 主な目的 向いている状態 注意点
屋根塗装 表面保護、美観、防水性の維持 屋根材と下地が大きく傷んでいない 雨漏りや下地劣化の根本修理にはならない
部分補修 割れ、板金、釘浮きなどの局所対応 劣化範囲が限定的 全体の寿命や再発リスクも確認する
カバー工法 既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる 下地が一定程度健全で、既存屋根を撤去しない判断ができる 瓦屋根や下地劣化が強い屋根では不向きな場合がある
葺き替え 既存屋根を撤去し下地から直す 下地劣化、雨漏り、屋根材の寿命が進んでいる 費用は上がりやすいが根本対応になりやすい

塗装が安いからという理由だけで選ぶと、数年後にカバー工法や葺き替えが必要になり、結果的に二重の費用がかかることがあります。反対に、塗装で十分な屋根に高額な葺き替えを提案されるケースもあります。複数社の診断写真と見積もりを比較し、工法選定の根拠を確認してください。

点検商法と高額契約の注意点

屋根は施主が自分で確認しにくい場所です。そのため、突然訪問して「屋根が浮いている」「今すぐ工事しないと危険」と不安をあおる点検商法のトラブルが起きやすい分野です。

突然の屋根点検営業を断り見積もりを持ち帰る日本人の施主

国民生活センターは、訪問販売によるリフォーム工事・点検商法の相談件数の推移を公表し、屋根工事や塗装工事を含むリフォーム工事の相談が寄せられていることを示しています。最新の相談傾向は、国民生活センターの訪問販売によるリフォーム工事・点検商法の情報で確認できます。

また、国民生活センターは屋根工事の点検商法について、突然訪問し、屋根の不具合を指摘して不安をあおり、工事契約を迫る手口に注意を促しています。自宅の屋根か分からない写真を見せられる、今日だけの値引きを強調される、火災保険で実質無料と言われる、といった勧誘には慎重に対応してください。

消費者庁も、悪質な住宅リフォーム事業者への注意喚起を出しています。突然の無料診断や不安をあおる契約、訪問販売でのクーリング・オフ、消費者ホットライン188や住まいるダイヤルへの相談については、消費者庁の悪質なリフォーム事業者への注意喚起を確認してください。

屋根塗装の営業を受けたときは、その場で契約せず、点検写真、見積書、会社名、担当者名、工事内容を持ち帰ります。家族や第三者へ相談し、別の業者にも現地調査を依頼してください。急がせる営業ほど、比較されることを嫌がる傾向があります。

火災保険についても、「保険を使えば必ず無料で直る」といった断定は避けるべきです。火災保険は、契約内容や損害原因、発生時期、経年劣化との切り分けで判断されます。保険金請求は契約者本人が内容を確認して行うものであり、虚偽申請や過大請求につながる説明には応じてはいけません。

◆住まい見積もりラボ編集部のワンポイントアドバイス

屋根の不具合を指摘されたときほど、写真と見積書を手元に残してください。写真があると別業者にも確認しやすく、見積書があると工事内容の過不足を比較できます。

業者比較と相見積もり

屋根塗装で後悔しないためには、2〜3社の相見積もりを同じ条件で比較することが重要です。相見積もりは、単に安い業者を探す作業ではありません。屋根診断の根拠、工法の提案、塗料の選定、保証、追加費用の説明を比較するための材料です。

同じ条件で2〜3社を比較する

見積もり依頼時には、屋根塗装だけなのか、外壁も同時に検討するのか、付帯部を含めるのか、遮熱塗料を候補にするのかを同じように伝えます。依頼条件が違うと、見積もり総額の差が業者差なのか条件差なのか分からなくなります。

住宅リフォーム推進協議会も、リフォーム事業者を決める際には複数の事業者へ同じ条件で見積もりを依頼し、金額だけでなく内容、施工体制、保証内容などを確認する考え方を案内しています。事業者選びの基本は、住宅リフォーム推進協議会の消費者向け情報も参考になります。

比較表を作るときは、総額、屋根面積、足場、洗浄、下地処理、塗料名、塗装回数、縁切り、板金補修、付帯部、保証、支払い条件、工期を横並びにします。総額が一番安い会社でも、下地補修や縁切りが抜けていれば、実質的には高くつく場合があります。

現地調査の説明も比較します。良い提案は、屋根写真を見せながら、どの箇所にどの処理が必要かを説明します。「年数的に塗装したほうがいい」だけでなく、チョーキング、コケ、割れ、板金の浮き、サビ、雨漏り跡など、具体的な根拠があるか確認してください。

外壁・屋根塗装の相談先を複数比較したい場合は、ヌリカエで外壁・屋根塗装の適正価格をチェックする方法もあります。利用する場合も、紹介された業者の見積書、現地調査写真、保証、施工内容は自分で確認してください。

屋根塗装の見積もりを比較したい方へ

屋根塗装は、屋根面積、勾配、塗料、下地補修で費用が変わります。1社の総額だけで決めず、複数社の現地調査と見積書を比べ、塗装でよいのか、補修やカバー工法も検討すべきかを確認しましょう。

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屋根塗装の相見積もりを複数社で比較する日本人の施主

屋根塗装の費用FAQ

屋根塗装の相場と見積もりでよくある質問

Q1. 30坪の屋根塗装はいくら見ておけばよいですか

A. 2026年7月時点の一般的な目安では、30坪前後の戸建てで40万円〜80万円程度が一つのレンジです。ただし、実際は屋根面積、勾配、足場、塗料、下地補修、付帯工事で変わります。延床面積だけで判断せず、見積書の数量と単価を確認してください。

Q2. 屋根塗装の単価が高いかどうかはどこで見ますか

A. 塗料の平米単価だけでなく、足場、高圧洗浄、下地処理、縁切り、補修、付帯部、諸経費を分けて見ます。塗料名や面積が書かれていない一式見積もりでは判断しにくいため、数量、単価、メーカー名、製品名を出してもらいましょう。

Q3. 屋根塗装と外壁塗装は同時にしたほうが得ですか

A. 劣化時期が近い場合は、足場代を一回にまとめられるため、同時施工が合理的なことがあります。ただし、屋根だけ補修が必要、外壁だけ急ぐ必要があるなど、状態によって判断は変わります。屋根と外壁を別々に診断してもらい、同時施工のメリットと不要な工事がないかを確認してください。

Q4. 屋根塗装で雨漏りは直りますか

A. 原則として、塗装は雨漏り修理そのものではありません。屋根材の割れ、防水紙の劣化、板金の浮き、谷板金、取り合い部などが原因なら、補修や葺き替えが必要になることがあります。雨漏りがある場合は、塗装前に原因調査と修理内容を確認してください。

Q5. 訪問業者に屋根の不具合を指摘されたらどうすればよいですか

A. その場で契約せず、会社名、担当者名、写真、見積書を持ち帰ってください。突然屋根に上らせることも慎重に判断します。別の業者や家族、消費生活センター、住まいるダイヤルへ相談し、複数の診断結果を比べてから判断しましょう。

まとめ:屋根塗装 相場で後悔しないために

屋根塗装の相場は、30坪前後で40万円〜80万円程度が一つの目安ですが、実際の費用は屋根面積、勾配、足場、塗料、下地補修、付帯工事によって変わります。相場だけを暗記するより、見積書を分解して比較できる状態にすることが重要です。

  • 延床面積ではなく、実際の屋根面積と勾配を確認する
  • 塗料のメーカー名、製品名、下塗り材、塗装回数を確認する
  • 足場、高圧洗浄、下地処理、縁切り、補修範囲を分けて見る
  • 雨漏りや下地劣化がある場合は、塗装だけで済ませない
  • 外壁塗装との同時施工は足場代と劣化時期を合わせて判断する
  • 訪問販売や点検商法では、その場で契約せず第三者へ相談する
  • 2〜3社の相見積もりで、価格だけでなく診断根拠と保証を比較する

屋根は見えにくい場所だからこそ、業者の説明をそのまま受け入れるのではなく、写真、見積書、塗料資料、保証書をもとに確認してください。相場より安すぎる見積もりには工程抜けの可能性があり、相場より高い見積もりには補修範囲や高耐久塗料などの理由がある場合もあります。

最終的には、塗装で済む屋根なのか、補修やカバー工法も比較すべき屋根なのかを現地調査で見極めることが大切です。金額だけではなく、屋根の状態に合った工事内容かどうかを確認し、納得できる説明を受けてから契約へ進みましょう。

屋根塗装の相場と工事内容を納得して比べたい方へ

同じ30坪でも、屋根面積、勾配、劣化状態、塗料で見積もりは変わります。複数社の現地調査を受け、塗装・補修・カバー工法の提案理由まで比較してから判断しましょう。

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著者・監修者プロフィール
住まい見積もりラボ編集部
不動産管理の実務で住宅の修繕・原状回復・業者見積もりを扱う編集チームです。外壁塗装、屋根修理、給湯器交換などの費用相場と見積もり確認ポイントを、公的機関・業界団体・事業者公開情報と複数見積もりの比較観点から整理しています。掲載内容は一般的な情報であり、施工の可否、仕上がり、保証、助成金や保険金の支払いを保証するものではありません。
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